バーでの売れ筋世界1位のド定番カクテル「ネグローニ」を飲む。
お疲れ様です。シュンケンバッカー(@SHUNKENBACKER)です。
家飲みのクオリティを上げるためにカクテルを作る事にも手を出したのですが、その中で教えてもらったのがネグローニ。
カンパリ、ジン、スイートベルモットを合わせたカクテルで超簡単にできるかつ売れ筋が世界1位のド定番メニューらしい。
世界ランク1位のド定番カクテルの「ネグローニ」
日本ではあまり馴染みないが世界的に超定番らしい、このネグローニ。
英国の飲料専門誌「Drinks International」によるとバーでの売れ筋カクテルランキングが1位だとか。それほどにド定番。
元はイタリアのフィレンツェの老舗レストラン「カソーニ」が発祥でカミーロ・ネグローニという伯爵が食前酒として飲んでいたらしい。
この伯爵はアメリカーノ(カンパリ、スイートベルモットをソーダで割ったカクテル)を好んで飲んでいたらしいが、物足りなくなったのかソーダをジンに変えて作ってもらったことが誕生のきっかけらしい。
これが後々正式にカクテルとして認められ伯爵の名を冠するようになったのだとか。
ネグローニの作り方
ネグローニの作り方は簡単。
カンパリ、ジン、スイートベルモットをそれぞれ1:1:1の割合で混ぜ合わせるだけ。今回ジンはタンカレー、スイートベルモットはチンザノのものを使う。
あれば嬉しいのがオレンジスライス。無いので今回は省略。
あとは氷を入れたロックグラスに材料の酒をそれぞれ20~30mlずつ入れてステア(混ぜる)すればOK。
ミキシンググラスを使わない、いわゆるビルドスタイルですね。
作るグラスも飲むグラスも一つで済むので手軽に飲めるのがまた良いところ。
入れる酒の順番によって風味が変わってくる
酒の性質は面白いもので初めに氷に当たった酒の香りが一番強く発せられるらしい。
ジンを強調したいならジンから。
今回は甘さを感じたいのでスイートベルモットから入れて作ってみた。
飲んでみるとたしかにカンパリのあの独特の苦さが奥に引っ込んだような気がする。
カンパリの苦さに慣れてきたら入れる酒の順番を変えて楽しむのもアリでしょう。
バーに言った時に酒の順番を指定して注文できたら”こいつ、デキる”と思わせられるかもしれない。
酒×3のカクテルなので度数は強め。
ロックで飲むので氷が溶けることによる味の変化もまた楽しい。
度数が高いので一気に飲むのはやめた方が良いが氷が溶けすぎると味がぼやけるので溶けないうちに飲むが吉。